2016年3月30日水曜日

超能力ヒーリングと社会との関係

実際にヒーリングを行い、良い結果が出た場合の患者さんのご家族の反応について書きます。普通は、皆さん喜ばれると想像しますよね?でも、違うんです。全員には喜んでいただけないんです。

  何故かと言うと、回復した事を理解した瞬間、「超能力を認める立場に立たされる」からです。人間は、誰でも「他人から普通に思われたい。頭がおかしい人間と思われたくない。」と思っています。多数派でない考えや、思想は持ちたくない人の方が殆どです。ですから、「超能力を認める立場に立たされる」と言うのは、人によってはトンデモないストレスなんです。

  物を上手く掴めなかった娘が、物を掴めるようになったのを見て、顔が蒼白になったお母さんがいました。

「良かったですね!掴んでますよ。」

と言うと、

「治ってなんかいません!」

と言って、こっちは生命エネルギーを使ってフラフラなのに、有難うも言ってくれず、帰ってしまわれました。

  おそらく、そのお母さんは娘が障害者でなくなってしまう現実が怖かったんだと思います。周りに、「うちの子は障害者です。理解してください。助けて下さい。」と、日々言い続けていたのに、物を掴める娘を周りに見せてしまうと恐ろしい結果になりかねません。超能力ヒーリングなど誰も信じてくれないので、娘を障害者だと言っていたお母さんが嘘吐きにされてしまいます。そのお母さんにしてみれば、「超能力ヒーリングに行ってきた。」と他人に喋る事すらストレスだと思われます。「超能力ヒーリングを受けに足を運べる事」と、それを他人に話せる事は、ハードルの高さが全く違うのです。

他にも例が、あります。

  ある若い女性をヒーリングしました。強いストレスが原因となり、彼女は何らかの原因で、20歳を超えているにもかかわらず時々子供返りしていました。病院にかかってもいっこうに良くならず、親御さんは途方にくれていました。

一時間くらい施術した後、その日は変化が見られず、帰りました。

  ストレス環境から引き剥がすため、一人暮らしを止めさせ、社会生活や人間関係を一旦何もかも休止させ、とりあえず、実家に帰る事を勧めました。親御さんは引っ越しにはお金もかかるし履歴書に傷がつくと最初は拒みましたが、一生このままでは困ると考え結局そうされました。一ヶ月くらい後、彼女は普通に戻り、半年後社会復帰しました。

ところが、親御さんが言うには、回復したのは超能力ヒーリングのせいではないと主張されるのです。「変な事言わないで。病気は自分の愛情と甲斐甲斐しい世話だけで治した!」と主張されるのです。

  施術者は物凄いダメージを受けました。心が傷ついたとかそんなレベルじゃないです。具体的に身体を壊すのです。

超能力ヒーリングは精神を使う作業です。「良くなって欲しい」と言う思いを生命エネルギーに乗せて使うものです。結果として患者さんやご家族が喜んで貰えれば、それは良いエネルギーとして施術者に帰ってきて施術者の健康にプラスに働きますが、悪い感情を持たれると、マイナスに働き病気になってしまいます。

  お金さえ払えば、一般サービスのように、顧客が何を思っても良い。と言う考え方は、超能力ヒーリングには当てはまらないと思います。超能力ヒーリングは、神がかった人が普通の人に与えるモノではありません。超能力を持っているだけの普通の人間と普通の人がエネルギー交換をする作業だと思っています。

  最初は、そうは言っても、障害を抱える事も障害者を介護する事もとても重い問題なので、そんな患者さん側の心のゆとりの無さには寛容であるべきだ。考えていました。ところが、そんな事ばかりやっていたせいで、施術者の健康はボロボロになってしまいました。もう、ちょっとした病気をヒーリングしてあげる事すら、簡単に出来なくなってしまいました。精神エネルギーや生命エネルギーを渡したのに、全く返してくれない人とは関わるべきでないと言う事です。

  超能力を否定する考えの方、超能力について他人に話す事を恥だとお考えの方、手段が超能力だからと言ってそれなりの尽力をしたのに普通の感謝が出来ない方とは、もうつきあいたくないです。

  現在、超能力ヒーリングで、重症筋無力症患者を募集してます。申し訳ありませんが、今のところ20歳以下の若人しか対応できません。他の病気や年配者に対応するだけの体力を失ってしまいました。今、無理矢理やっても施術者が死んでしまいます。あと何人関われるかわかりません。そのくらいギリギリまで体力を落としてしまいました。

本当に感謝してくださる方、超能力ヒーリングの流布に協力的な方、若い方の場合、施術者の負担が少なく済みます。しばらくそういう方だけを対象にしていれば、また他の条件の方でも施術出来る日が戻ってくると思っています。

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